ゴールデンウィーク初日、静かに始まった贅沢な休日

ゴールデンウィークの初日。特別な予定は入れていないけど、その分、ゆっくりと自分のペースで過ごせる貴重な一日。外は天気もそこそこ。特にどこへ出かけるでもなく、家の中でしっかり「やりたいことリスト」をこなした感じの、ある意味充実した一日だった。

朝7時、スコーンを焼くところから始まった

いつもよりちょっとだけ早起きして、朝7時にはもうキッチンに立ってた。目的は、紅茶スコーン。
参考にしたのは「つくりおき食堂」のレシピ(https://mariegohan.com/33038)この機会に挑戦してみることにした。

材料はシンプルで、工程もそこまで難しくない。けど、紅茶葉を「ざーっ」と入れるタイミングでは、ちょっと手が止まった。レシピ通りにすると、多ない…?正直、「いや、こんなに入れて大丈夫なんか?」と疑いたくなる量だったが、今回は信じてそのまま投入。結果としては、それが正解だった。

オーブントースターで焼き上がるまでの時間、部屋の中には紅茶のええ香りがふわっと広がってた。焼き上がったスコーンは、外はほんのりサクッとしてて、中はしっとり。紅茶の風味もちょうど良くて、朝からちょっとした幸せな時間。今度は娘とも一緒に作ってみたいと思えるくらい、簡単でおいしいレシピやと思う。

午前中、映画2本を一気見

朝の家事を片付けて、コーヒーを淹れて、ひと息。テレビをつけるでもなく、ふとAmazonプライムのリストを眺めてたら、久しぶりに映画をちゃんと観たい気分になった。というわけで、午前中は映画2本を連続で観ることに。

1本目は『ストップ・メイキング・センス』。トーキング・ヘッズのライブ映画。音楽映画としても見応えがあるし、ステージの構成が独特で、観ていて飽きない。最初はミニマルな構成から始まって、徐々にメンバーやセットが増えていく流れが印象的だった。音楽そのものというより、「ライブという表現」が一つの作品として成立してる感じ。知らんうちに体がリズムに乗る。

2本目は『太陽を盗んだ男』。主演は沢田研二。タイトルからしてインパクト大やけど、内容もなかなかぶっ飛んでる。教師が核爆弾を自作して政府に交渉、っていうあらすじを聞いただけでも「ほんまかいな」と思うけど、観てみると、そのシュールさがクセになる。

ちょうど憲法記念日やったこともあって、内容がどこか皮肉めいていてタイムリーに感じた。国会議事堂を巻き込む展開とか、今じゃ絶対に作れへんような脚本やろうな。こういう映画が堂々と公開されてた時代って、今思うとすごい。

昼ごはんは、380円の奇跡

映画を見終わったあとは、お腹が空いたので昼ごはん。特に何も用意してなかったけど、冷凍庫にあったローソンの冷凍もつ鍋を発掘。これがなかなかの優れモノやった。

もつ鍋って、普通に作ろうと思ったら下処理が面倒くさいし、台所も脂でベタベタになる。けどこの冷凍もつ鍋、ただ火にかけるだけで完成する。しかも味が想像以上によくできてる。スープは濃厚で、もつもプルプル。ちゃんと「鍋食べてる感」がある。

〆には冷凍うどんを投入。もはや何も言うことはない。380円でここまで満足できる昼ごはん、なかなかないんちゃうかな。

午後も映画、3本目は時代劇

昼の鍋で満たされたあと、少し仮眠でも取るつもりが、映画モードが続行。Amazonプライムで「室町無頼」が目に入ってきて、気になったのでそのまま再生。

タイトル通り、室町時代が舞台の時代劇やけど、ただの歴史ドラマではなく、かなり泥臭くて人間くさい作品。見たことある俳優も出てて、ストーリーは重めやけどテンポが良くて見やすかった。戦国より少し前の混沌とした時代背景が、逆に新鮮やった。兵衛…。

夕方のルーティン、風呂掃除

映画が終わって外がだんだん暗くなってきた頃、気分転換も兼ねて風呂掃除をすることに。やると決めたらとことんやるタイプなので、今回は念入りに。
鏡の曇りも、床のぬめりも、全部リセット。30分ほどでかなりスッキリした。掃除って、やってるときは面倒やけど、終わったあとの達成感はやっぱりある。GWでだらけたいが、こういう時間も大事。

最後に、静かに心が染み入る映画を

風呂でさっぱりしたあとは、もう一本。ジャン・ルノワール監督の『河』を観た。これは派手な展開があるわけじゃないけど、インドの風景と少女たちの心の動きが丁寧に描かれてて、観ていて自然と気持ちが落ち着く映画。

映画というよりも、詩のような感覚。映像の一コマ一コマが絵画みたいで、観終わったあとはほんのり余韻が残る。今日一日の締めくくりにはちょうどいい1本だった。


静かに始まったゴールデンウィーク

派手なイベントはないが、自分の好きなものに囲まれて、自分のペースで過ごせたゴールデンウィークの初日。朝のスコーン作りに始まり、映画を4本、そしてちょっとした家事。静かやけど、ちゃんと「休日を過ごしたな」と思える日になった。

明日以降も、こんなふうに無理なく、でもちょっとだけ特別感のある時間を重ねていけたらええなと思う。