高血圧と付き合って

もうかれこれ高血圧と付き合って40年以上になる。血圧を測れば「高いですねぇ…」と言われ、次には「食生活はどんな感じですか」だいたいこの質問とセットだ。そして、食事内容を伝えると、うーんと言われる。なぜなのか。

祖母も高血圧だった。食事も塩分高めじゃなく、昭和な感じの食事を取るばあちゃんだった。故に、遺伝なのだろうか。ドクターもその可能性はある、あるが血圧を抑えるお薬をお勧めしますとよく言う。

そんな風にして40数年。流石に薬はなぁと思いつつも不安は不安。何せ1年に一回の人間ドックくらいでしか血圧を測る機会がないのだから、高血圧が身近な存在になっていないのがまずい。

と言うわけで、念願の血圧計をゲットすることにした。

一番欲しかったのは、よくある備え付けの血圧計だ。腕をズボッと差し込んでするタイプのあれ。病院に行けば必ずあるあれだ。なんと言っても信頼度が一番ある。迷わずこれを買うつもりだったのだが、欲を出して他にもあるかなぁと物色をしていたら、いくつか候補に挙がるものが出てきた。

まずはコンパクトなもの。コンパクトゆえに精度がよくない。うーん、却下。小さくなると精度が下がるので、測るのがベテランの人にはいいのかも知れない。測るのが初心者の自分にとってはパスだ。

次はガチのやつ。医療レベルで使えるもの。値段が高すぎる。だが、買えば一生使える。しかし、初心者の自分には宝の持ち腐れだ。パス。

そこで、ふと気づいたのだ。今使っている体重計は、乗ると勝手にスマホにデータを飛ばしてくれて、グラフにしてくれて…と便利すぎるものだ。寝る時につけているウェアラブル端末もそうだ。就寝時の心拍とか眠りの深さとかそう言ったものを勝手にスマホに同期してくれている。便利すぎる。日中着けているApple Watchはずーっと自分の身体を観察し、スマホにデータを送り続けている。

これらはiPhoneのヘルスケアで統一されて健康状態が分かるようになっている。便利だ。

てことは…血圧計もスマホ連動してた方が便利じゃね?と言うわけで、スマホ連動の血圧計を探すことにしたのだ。そして、お値段もよし、精度もよし、連携もよし、メーカーもよし!のオムロンの上腕式血圧計 HEM-7600Tに決定した。コンパクトなくせに精度も高いとのことでコレだ!!

ガジェット好きはそそられるブラックだ。ターゲットはきっとそういう層だ。知らんけど。

収納ボックスもあるので持ち運びもスマートにできる。

ガジェットの開封はいつも童心を揺さぶる。このペリペリをワクワクしながら外す。

ディスプレイ関係があまりにも薄いので、どこに電池を入れていいのか分からない。素晴らしい出来だ。

ペアリングも済ませて早速測定に入る。

素晴らしい完成度。何の問題もなく測定ができ、しかも勝手にスマホにデータが送られる。
実に最高ではないか。スマホアプリの方もよくできているようなので、継続した測定へのモチベーションにもつながると思われる。

では、本日より高血圧記録開始。

ブラックフライデーでゲットした方が良さそう。オムロンの上腕式血圧計 HEM-7600T