科学者たちが語る食欲

ダイエットを9月に始めたときに、結論として食わなきゃ痩せるってのがあって、appetiteってなんぞやって常々思っていた。余談だが、寝ても痩せる。起きてると痩せないのに寝ると痩せるってのも面白い。それは置いといて。

食わずに寝てると痩せていくのだけれど、と同時に筋量も下がっていく。だから、単純に体重という数値だけが落ちていくのでは身体にとって良くないのじゃないか。

そこで、タンパク質の登場となる。動物はタンパク質を摂るために捕食行動や食料を摂る行動をする。これが本書で最初に書かれていることだ。なるほど。必要なタンパク質を摂取できたらあとは寝てるだけなのか。人間は加工食品によってカロリーを摂取しやすくなった。しかし加工食品からタンパク質を得ることは難しい。

著者である科学者ディヴィッド・ローベンハイマーとスティーヴン・J・シンプソンが、食欲という人間の根源的な欲求について、科学的な視点から深く探求したこの書籍は、日々の食事について考える上で非常に重要な洞察を提供している。

現代の食環境が最悪な理由として、超加工食品が挙げられている。これらの食品によって我々の健康が脅かされ、病気のリスクが増大している。

超加工食品とは、お菓子やアイスクリーム、ファストフードなど、高度に加工された材料と人工的な成分で作られた食品のことを指す。これらの食品は、必要な栄養素であるタンパク質や食物繊維、微量栄養素が少なく、逆に体に悪影響を及ぼす脂肪や不健康な炭水化物を多く含んでるからだ。



では、このような劣悪な食環境に対して、どのように対策を打てばいいのだろうか。

まず、「食欲を抑えるためにはタンパク質を摂取しよう」というアドバイスだ。身体は、タンパク質を摂取することで筋肉を維持し、リバウンドを防ぐことができる。さらに、タンパク質は肌や髪の健康、体調や脳の働きにも良い影響を与える。

次に、「食物繊維は腸内環境を整えてくれる」という点だ。食物繊維を摂取することで、食欲を抑制し、腸内細菌の餌となり腸内環境を整える効果がある。

また、「1日の中で食べない時間を作るべき」という提案もある。食べない時間を作ることで、体内の糖や体脂肪を燃焼しやすくし、体重を効率よく減らすことができるのだ。

そして、超加工食品に含まれる成分や添加物について詳細な説明があります。これらの成分や添加物を避けることで、健康被害から身を守ることができると言うのだ。

著者の主張はこうだ。「自分の健康は自分で守れ」

現代社会の食環境は、確かに劣悪であるかもしれないが、その中でも正しい食知識を持つことで、自分自身の健康を守っていくことができると言っている。言い換えると、健康は自分自身の選択次第で変えられるということだ。

上述したような具体的な戦略を持つことで、自分自身の健康を守ることができるとする。 健康的な食生活を送るためには、自分自身の体を理解し、どのような食事が自分にとって最適なのかを常に考えることが重要であるという教訓も得られた。

「食べる」という行為自体が、ただ単に生きていくために必要なエネルギーを補給するだけでなく、健康や幸せ、生活の質に大きな影響を与えることを改めて認識させられた。食事は、私たちが生きていく上で欠かすことのできない重要な要素であり、その選択一つ一つが、心身の健康を左右している。

ダイエットを無理なく進めていく上で、やはり知識ってのが要になってくるし、年齢も年齢だから身体に関しては納得感もいる。タンパク質が多いとそれはそれで問題もあるので、これまた難しい問題だな。