なにをしたいのなにをさせるのなにがいいの
子供の教育って何をしているのだろうか。とても気になる。
身近な友達に声をかけてみたところ以下が帰ってきた答え
①忙しくて家では何も見れていない
②ピアノ
③そろばん
④お絵描き教室
⑤管楽器
⑥サッカー教室
⑦書き方教室
⑧チアリーディング
⑨英語教室
⑩ブロックを活用した右脳開発教室
⑪公文
⑫プール
⑬塾
なるほど。複数の友達に尋ねてみた。年齢幅は3歳~16歳。参考になる。
我が家は夫婦共働きで、娘は幼稚園、息子は保育園である。
息子は2歳で習い事はゼロ。
娘は5歳で幼稚園からの帰宅は15時。そこからの習い事になる。
現在のならいごとは、①ピアノ ②そろばん ③かきかた ④プール となっている。ハードスケジュールだ。そろばんとかきかたは運営が同じなので1日でふたつ習っている。ハードだ。
よって7日間で3日は習い事にいっていることになる。我が子ながらしんどそうだなあと思う。じゃあ、家で世話をできるのかと言われると、帰宅する15時から就寝の21時までの6時間をべったり共に過ごすのはきつい。小学校にあがる前なので、そろそろ親の手をちょっとずつ離れていくべきなのだ。ひとりで過ごす時間が人を成長させる。隠れて色々することも大事だ。親の目の届かないところも大事だ。
そして、たくさんの大人と触れることがもっと大事だ。親は絶対ではないということが分かってくる。大人を相対的に見るためにも様々な年齢、様々なジャンルの大人を知るべきだと思う。
あわよくば教育的な、意図的な関わりができる大人がベターだ。いや無菌室みたいな考えではなくて、少なくとも5歳程度ならば、その辺りが恣意的でないほうが好ましいということだ。年齢が上がっていけば理不尽な大人や、反面教師となるような大人も知るべきだとは思う。
というわけで習い事っていうのは、親以外の大人と接する良い機会である。
さて、7日間のうちの3日は習い事。ほかの4日はどうしましょうということになる。土日の習い事は基本的に入れない。家族でゆっくり過ごせる貴重な週末だからだ。土日に習い事を入れちゃだめ。どうせ小学生になったら、友達と遊ぶ~って出ていくだろうし。
となると残りは2日。ここでどんな教育をするかだ。迷う。
我が家は毎日プリント学習をしている。一日2枚*3科目だ。これが結構ヘヴィで、娘は音を上げる。
このプリントを継続していることが彼女の自信にも繋がっていると思われるのだが、ここんところは連日の習い事とあいまって気持ちが切れてきている。
じゃあ、放っておけばいいじゃないかと思われるが、そこは5歳児。パパ~何かすることない~?ゆーちゅーぶ見ていいー?と、メディアに流されがちだ。
自分が小さかったころは、無限に絵を描いていたし、無限にLEGOをしていたし、本を無限に読んでいたし、時間を気にすることや、次に何があるということを考えたこともなく、ただ自分のしたいことを無制限にやっていた。
物や情報にあふれた現代では、昭和のような時の流れは期待できないのだろうか。自分のしたいことを際限なくしたり、何もせずゴロゴロして時間を過ごすってつらいのだろうか。
子供のころに親に「ひま~~なにかすることないーー?」って尋ねるなんて考えられない。そんなこと言おうものなら、勉強しぃ!!って言われるの決まっている。
そんな暇~な時間をどうするか。
iPadを渡すなんてことは簡単だが、それは絶対に避けたい。スマホは害悪だ。渡すなら親の管理下で使わせるしかない。大人でも手放せないスマホを子供が持ったら、そりゃぁもう中毒になるでしょう。だから野放しに渡すのは絶対にだめだ。
じゃあ、どうしようかって話。
娘よ、何がしたいのだ? 工作!そうかそうか。
娘よ、何がしたいのだ? LEGO!そうかそうか。
習い事はもう追加したくないし、何か教材を与えるのも違うし、うーん・・・と、ここんところの悩みである。