7月の3連休の過ごし方
7月15、16、17日の3連休をみんなはどう過ごしたのだろうか。
娘が5歳になり、息子が2歳になり出かける場所にいつも悩まされている。年齢差3歳はでかい。しかし、今年も全力で遊び倒したいので、プレ夏休みってことで3連休も外へ出て行ったのだ。
1日目 とうもろこし狩り
神戸市の農園では、なんとか狩りが季節ごとに行われていて子供たちも楽しみにしている。個人的にベストの狩りは芋ほり。一度もいったことのない狩りは桃狩り。うーん行ってみたい。あっというまに閉園になるので今年こそは行きたい。昨年はぼーっとしてて行きそびれたのが栗拾い。今年こそ行きたい。
今の季節はとうもろこし!我が家でも育てているが貧弱。受粉のために他家から花粉を拝借したが、失敗に終わった。ということで、芦田農園にとうもろこし狩りへ行ってきた。甘いホワイトコーンを山ほど収穫した。コーンは意外と簡単にもぎ取れるので2歳、5歳でも楽しめるのだ。一番楽しんでいたのは妻だが。この日の天気はびっくりするくらいの暑さで、30分ほどの収穫タイムでも首がジリジリするくらいだった。
とうもろこし狩りのあとは垂水区の海神社の夏祭りへ行った。娘と息子は浴衣を着て楽しむ準備は万端だ。海神社とあわせて垂水商店街でも夏祭りが行われていた。ぶーらぶら歩いて食べ歩きを楽しむ。えびの唐揚げ、鳥の唐揚げ、アイス、たこせん、たこ焼き、たまごカステラ…どんだけ食べるねんと思いながら見ていたが、実に楽しげだ。コロナのこともあり久しぶりの夏祭りで、なんだか懐かしい雰囲気に我々大人も満喫した。
2日目 東条湖おもちゃ王国アカプルコ
夏と言えばプール。そして娘も120cm近くに背が伸びて、昨年はできなかったウォータースライダーを今年は楽しみにしている。六甲アイランドのデカパトスやネスタリゾートがいつも候補に挙がるが、子連れにはなかなか厳しい。大人や中高生が多いからだ。未就学児連れには優しくないので一般施設だ。ということで我が家は毎年、東条湖おもちゃ王国へ行く。ここはほぼ子連れしかいない。安心して遊ばせることができる。なかにはチンピラみたいな場違いな大人がいてドン引きするときもあるが、おおむね最高の施設だ。
9時に到着すると車は長蛇の列。こんなに並ぶのは初めてだった。この暑さのせいか、プールに引き寄せられているのだろう。遊園地のほうはガラガラ。灼熱のもとで乗り物を楽しもうって人は少ないようだ。2歳の息子は流れるプールデビュー。ぶるあぁぁああと大泣きしていたが。娘はプールを習っているので得意げに泳ぐ。10時~15時まで休憩なしで楽しむ。娘は念願のウォータースライダーに挑戦。もう1回!もう1回!と一人で滑るまでになっていた。成長を感じる。
3日目 鶴橋コリアタウン+神戸ベイクルーズ
3連休最終日は妻たっての希望コリアタウンへ。神戸から鶴橋までは1時間。相変わらずの環状線の車線移動に緊張しつつ到着。キンパ!ホットク!ハットク!チヂミ!キムチ!と鼻息荒く食べ歩きを楽しむ。
街を見ているとここの歴史を振り返らざるをえない。一見華やかに見える中に、危うさがある。そこに若い人たちがたくさん集まってくる。のんきに飯うまいなーとか思ってられない。なんとも言えない感情が自分の中に起こる。時代が変わったというかたくましいというか、のんきというか、見ないようにしているというか様々な思いが起こっては消える。妻とそんな話をしても仕方がないのでぐっと飲み込んで過ごす。
コリアタウンのあとは神戸へトンボ帰り。夏といえば淡路海賊船クルーズに乗るのが恒例行事なのだが、大阪へ行った帰りなのでハーバーランドから出航しているベイクルーズで海上を楽しむことにした。娘も息子も船が大好きだ。
この日はメリケンパークで夏祭りが行われるということで浴衣を着たヤングたちがてんこもり。マスクをしている人は皆無で、3年前に戻ったかのようなムードだ。
さて港を出発した船は和田岬まで進み、ポートアイランドを右にして神戸港をぐるりと周回する。神戸大橋をくぐる。神戸大橋を見ると、阪神淡路大震災で橋がずれて封鎖されていたことを思い出す。立派な橋だ。息子は「はーーしーーー!」と大喜び。船内で食べるアイスもさぞおいしかっただろう。
さぁ17時だし帰ろう。アンパンマンミュージアムの観覧車に乗るーーー!と言い出す娘。息子は乗ったことがないのでややびびっていたが、結局乗り込んでいった。17時のumieはまだまだ明るく、海面も太陽が反射してギラギラしている。
3連休はこうして肌を真っ黒にして終わった。これがプレ夏休み。前哨戦で親はクタクタだ。子供たちの無尽蔵のエネルギーが恐ろしい。と言いつつ今週末は大蔵海岸へ行って海遊びをして花火をする予定だ。