中華製LEGOを組み立てる

LEGOの特許が切れたことで、中国製の安価で粗雑な模倣品が出回っている。さすがにAmazonで購入しようとすると、コピー品でも結構良いお値段する。コピー品で高いお金を払うのはさすがに馬鹿らしい。

というわけで、我らのアリババさんでLEGO(海賊版)を購入してみた。
購入したのはレトロカメラと、ピアノだ。追加でミニフィグ50体も買ったが未だに届かない。

およそ1か月の後にピアノとレトロカメラのLEGOが届いた。正規品は娘が組み立てるが、このパチモンは自分専用だ。どれほどの物が届いたのか。

箱はナッシング。中華郵便の袋にダイレクトに入れられている。
そして説明書も正規品と比較すると雑だ。分かると言えば分かる説明だが、子供の場合だと空間把握能力がかなり必要だ。

そしてパーツが入っている袋を開封。中のパーツは傷だらけだ。これは驚きの傷量だ。ご存じのように正規品は傷一つない。一方、コピー品は誰かが10年くらい使い込んだのか?ってくらい汚い。これはテンションが下がる。ぶつぶつ文句を言ってしまうレベルだ。

そしてもう一つよくないことがある。パーツの精度が低いのだ。パーツとパーツを横に合わせると隙間ができる。ぴっちりと合うものは稀だ。
幸いなことに?縦に重ねることに関しては隙間はできない。

組み始める前からこの調子なので、テンション下がりながら開始した。

なんとかピアノを組み立てたものの傷が気になる。500円という値段を考慮すれば100点ではある。贈答品としてや頻繁に手にして遊ぶようだったら購入は避けたほうが良い。我が家では飾るだけなのでヨシ。

次にレトロカメラ。これはパーツ数も多く、説明書も不丁寧で組み立てに苦労した。

さて結果的に中華パチモンLEGOはありなしで言うと、ありだ。それは何度も崩して組み立てるのではなく、あくまでも飾っておくと言う目的ならば。それでもさすがに5000円以上を注文するのは躊躇する。パチモンに5000円…はさすがにないかな。