七田式をはじめる

4歳をすぎた娘は学習が好きなようで、市販の問題集を苦もなくしている。よくある文字練習、知恵系、数字系、塗り絵系、迷路系、工作系の問題集を置いている。

自分の感覚だと2、3ページもすれば飽きてしまって遊びに走るだろうと思うのだが、娘は飽きることなく書き続ける。面白いらしい。

平仮名、カタカタが読める書けるようになり自分で学習を進められるのが楽しいのだと思う。子供が自分でやれる、と思うようになったのは嬉しい。

それと同時に困ることが出てきた。問題集をあっという間にやり切ってしまうのだ。次のないの?明日買ってくるね。の、やりとりのめんどくさいことこの上ない。ネットで買えばええやんと思うのだが、やはり中身の確認は必要だ。本屋で見繕うと1冊600円以上はする。多くの本は綴じられており、見開きで学習を進める。一枚一枚バラの状態が子供には良い。そして、できれば体系的に学習を積ませたいと思うので、問題集選びも時間がかかる。

しまじろうや、ゼット会や、くもんやら選択肢はたくさんある。たくさんあるんだけれど、どれも広告ごり押し感がどうも苦手で避けてきた。

そんな中で目をつけたのが七田式教育プリントだ。

4歳から始めるには随分と遅いようだが、プリントがバラだし、難易度も3段階あるし、体系的だし、他にも右脳系の学習教材もあるようだしってことで七田式に決定した。

今回ゲットしたのは、七田式プリントB、ドッツセット、足し算カード、しちだっくてんびん、足し算表の合計4万円くらい。

プリントBは1日3枚をめどに知恵、数、文字が割り当てられている。ドッツセットはフラッシュカードが64日分セットになっている物だ。足し算カードもフラッシュカード。しちだっくてんびんは写真にあるような、数の大小や概念を理解する玩具だ。

体系的に学習を積んでいくと、娘が苦手とするものと得意なものがよく分かる。それを補充してやれば良い。

七田式教育をしているブログなんかを読むと、割とガチで教育されていて、我が家ではちょっと無理ぽいな〜と思う。

教育は強制である、自分の尊敬する野口芳宏先生の言葉だ。親ができ得ることを子供にはしてやりたい。その方向性や考え方や方法は、親の数だけ存在する。どれが間違っているなんてことはない。みんな子供のことを考えて考えて、それを子供にしているのだ。

子育ては運である、これは自分が常々思うことだ。兄弟に同じ育て方をしても、二人は同じようには育たない。運だ。しかし、子供にはこんな力をつけてほしいとか、こんな大人になってほしいとか、そういう思いが教育には乗っかかる。

子育ては難しく、そして楽しいものだ。