「東大国語」入試問題で鍛える! 齋藤孝の 読むチカラ 斎藤 孝
入試問題から大学側の希望とする人物像が見えてくると言う下りは興味深かった。
入試素材から問題を作成することに、意志が込められていると考えるとなるほど納得がいく。
1002271
これまた随分前に購入して放置していた書籍。
p88
①テキスト(著者)と出題者と自分(受験生)という三者関係があり
②テキストを読む。そして、
③著者が何を言おうとしているかを理解し、
④出題者は何を聞こうとしているのかを理解し、
⑤自分の経験世界から視点を定め、
⑥それを自分の言葉で説明する。
出題者側が最も聞きたいのは、受験者がどういう志や感性を持っているかと言うこと。
その為には自分の言葉で説明する=何を引用して説明をするのかを見られている。
例えば、先日のチリ地震の惨烈を説明するのにトルストイを引用すると、その受験生の人物像が見えてくる。
受験生の資質を試すような良問が多いのは素晴らしい。
不易流行を織り交ぜた東大入試問題は、想像しているよりも難しくはない。
相手の文脈や意図をくみ、自分の言葉で置き換えて説明する。
この置き換え咀嚼作業がハイレベルで求められるため難しいんだろうなー。

〓いおり〓
| 雑記 | 18:51 | comments (0) | trackback (x) |
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