2013年01月03日

大学生のとき、ゼミの担当教授がやたらと「、」を打つ人だった。
どうにかその読みにくさを指摘したかったのだが論理的に説明ができなかった。

当時、本田勝一の「日本語の作文技術」にでてくる「、」の打ち方を読み得心がいった。
ざっとまとめると以下3点において「、」を打つ。
1.長いかかる言葉が二つ以降あるとき、その境界に打つ
2.語順が逆順の場合に打つ
3.筆者の思想としてあえて打つ
こう説明されてすっきりする。

本著は中学生向けに書かれているのでわかりやすい。
要点がしぼられている。

子どもはこうやって読みやすい書き方を知ると、ぐんぐん文章を上達させる。
残念なことに中学校や小学校ではこのような指導をしている先生は多くない。
入試などの必要にせまられてから慌てて指導をする。そして生徒の愚痴を言う。
ぜんぶ教師の指導不足なのに。がんばろう俺。
残り98冊。
〓いおり〓
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